名車に出会う⑦ 郷愁を誘う貴婦人「C57」(鉄道博物館・てっぱく)

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(山口線を走る「SLやまぐち号」)
 「てっぱく」の愛称で知られる日本最大級の埼玉県にある鉄道博物館。東京都の旧鉄道博物館に展示されていた主な鉄道遺産が移され、2007年10月14日(鉄道の日)にオープンしました。日本初の鉄道が新橋・横浜間で開業したのは1872(明治5)年。実物車両や貴重な鉄道資料等を通して150余年の鉄道の歴史を振り返ることができる素晴らしい施設です。2018年には新館のオープンで展示面積が1・3倍に増えてますます魅力が増しました。22_20231128145953e56.jpg
(1階の転車台に載る「C57-135」 てっぱく)
 1階車両ステーションの転車台に載る「C57-135」は一際目を引きます。「貴婦人」の愛称をもつスマートな車体が大きな汽笛の合図とともに転車台が回転し、黒光りする車体をさまざまな角度から存分に楽しめます。
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(動輪が大きく、迫力あるC57 てっぱく)
 C57は、1937(昭和12)年から1947年(昭和22年)までに201両が製造されました。国産で初めての本格的な高速旅客用蒸気機関車。全長は、「鉄路の王者」と呼ばれたC62の21・475mに及ばない20・28mですが、動輪直径は同じ1・75mで、地方路線ではC58 の1・52mより一回り大きく、特急「富士」「かもめ」等の優等列車も牽引しました。
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(山口線の「SLやまぐち号」 今は不具合で運休中のようです)
 135号機は鉄道模型でも販売されている人気車両。国鉄として定期旅客列車を牽引した最後の車両です。1940年(昭和14年)に製造され、高崎線に配置されたあと、北海道の函館本線、室蘭本線等で活躍し、1976年(昭和51年)に廃車されました。
 今でも動態保存され、観光列車として活躍している車両はあり、「SLやまぐち号」にはC57 やD51が使われています。今は両機が不具合のため運休し、ピンチヒッターとしてDD51が客車を牽引し、「DLやまぐち号」になっているようです。
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(福知山鉄道館展示のC57 動輪)(旧二条駅舎前に展示されているC57 動輪)
 福知山は小さな地方都市ながら、かつて福知山鉄道管理局があり、福知山機関区には、旅客用にC51、C57、C58等、貨物用に9600形、D51等が配置されていました。入れ替え用としてC11、C12もいました。総勢約100両の大規模な機関区でした。上京時にSLが引く客車を利用したことも多く、「てっぱく」のC57を眺めると、懐かしさがこみ上げてきます 

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