設置半世紀 鉄道発祥の地・新橋駅前のC11 292号機

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 鉄道発祥の地、東京都のJR新橋駅の日比谷口のSL広場にC11形 292号機が静態保存されています。広場のシンボルで、多くの方々の待ち合わせ場所として定着しています。同駅の汐留口には鉄道唱歌の碑があります。
 日本での鉄道開業は、1872年(明治5年)9月12日。新橋駅―横浜駅を結んで鉄道運行が始まったとされ、ここ新橋は思い入れが強い場所です。
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 C11は、国鉄の前身、鉄道省が1932年(昭和7年)に設計しました。水や石炭を本体に積むタンク式機関車です。全長は12・65㎜と、鉄路の王者として活躍したC62 の21・475㎜と比べるとかなり短いです。
 しかし、コンパクトで方向転換せずに前後進ができ、主に短距離輸送で重宝されました。力持ちで、最高運転速度も85㎞に達しました。使い勝手がよく、15年間で381両も製造されました。
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 新橋の292号機の静態保存の経緯は現地の案内板に記されています。製造は、終戦前の1945年(昭和20年)2月11日。物資不足のときで蒸気溜、砂溜が角張っているのが特徴。山陽本線の姫路機関区に配属となり、中国地方のローカル線、播担線や姫新線などで活躍したようです。鉄道開業100年を記念して1972年(昭和47年)に東京都港区が設置したとあります。昨年が鉄道開業150年ですから、設置後約半世紀が過ぎたことになります。 
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                    (写真 京都府のJR福知山駅前のC11)
 C11 は今でも各地で静態保存されるだけでなく、東武鉄道や大井川鐡道等が観光列車として客車を牽引して運行しています。大井川鐡道で久しぶりにSLが引く客車に乗車し、哀愁を帯びた汽笛、力強いスチーム音を聞き、そしてトンネルに入ると全開した窓から一気に煙が入り込んできた日を思い出します。
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(写真 大井川鐡道のSL急行券)  (写真 鉄道100年記念のメダル)
 余談ですが、今迷っていることがあります。SLも大好きな私は今、TOMIXのミニカーブ(C140、C177)の複線レイアウトの外線でC57形と8620形を走らせています。C11がミニカーブのポイントを通過するか確信をもてず、購入をためらっています。Nゲージは大型車両がミニカーブを平気で走ることもありますが、小型車両が脱線することも。個体差もあるようで、慎重に選ばないとディスプレイ用になってしまう始末です。
 魅力たっぷりのC11。いつかは入線させたいです。

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