瑞風 停車。再び活きたホーム

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 「美しい日本をホテルが走る」をキャッチフレーズに運行される洗練されたクルーズトレイン「トワイライトエキスプレス瑞風」(キハ87系)。京都府福知山市の福知山駅は立ち寄り観光地ではありませんが、乗務員が交代するためしばらく停車する便もあります。列車については語り尽くされた感があり、カメラを手に追った感想を記します。
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運転士交代。敬礼後、打ち合わせ     瑞風グリーンに映える金色エンブレム
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気動車、特別な1等車両、展望車を表す記号  10両編成。最後尾の展望車を望む   
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 2005年秋に高架開業した福知山駅。高架上のプラットホームはJR線が3面5線、北近畿タンゴ鉄道(現在の京都丹後鉄道)が1面2線設けられました。JR線3面のうち1面だけ280mの長さを確保。それは、荷物車を含めると最大12両編成となる寝台特急「出雲」の停車駅だったからです。
 ところが利用者の減少等で、半世紀以上、山陰と東京間を走り続けた出雲が2006年の春のダイヤ改正で廃止に。長編成車両の停車がなくなり、長いホームは無用の長物になりました。
  2017年6月、臨時停車ではありますが、瑞風のお陰で、ホームが再び役立っているような気がします。
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 福知山は観光立ち寄り駅にはなっていません。でも、「沿線のみなさまの想いも乗せて」のごとく、存在感は大きく、鉄道ファンにとっては停車してくれるだけでも嬉しく、地元の保育園児が去り行く瑞風に手旗を振っている姿も微笑ましいです。
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 ロングレール上を滑るように静かに入ってくる特急電車287系や289系と違い、瑞風は10両編成のうち4両はエンジンや発電装置、モーターを搭載した動力車。先頭車にいたっては58・3tとSLシゴハチ並みの重量があります。重低音を響かせながら走る姿は威風堂々。車体や窓も新車並みに輝いています。乗車しているのは大半が富裕層でしょう。でも、一度は乗って贅沢な鉄道の旅をしたいです。

鉄道コムに瑞風のイベント情報が掲載されています。


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