ありがとう! 福知山鉄道館ポッポランド

fff_202308232237012c5.jpg
 いよいよ長年親しまれてきた福知山鉄道館ポッポランド1号館の名が消える日が迫ってきました。といっても、間借りしていた建物の老朽化や耐震性の問題で2018年(平成30年)3月末に休館したものの、移転新築されて新施設がオープンするわけですが。ポッポランド1号館はフクレル(フクチヤマ・レールウェイ・ミュージアム)に、C58が静態保存されたポッポランド2号館もフクレル別館にそれぞれ名称変更されます。開館した1998年(平成10年)9月から約20年間親しまれた施設も、明け渡されることになります。
 小規模な施設ですが、入り口は北丹鉄道の駅待合室が再現され、改札を入ると国鉄や北丹鉄道を中心とした貴重な資料が並び、薄暗い空間は昔にタイムスリップするような雰囲気があり、入館無料のいい施設でした。

              sssss.jpg
 途中から運営していたのは西日本鉄道OB会福知山地方本部。かつてSLの機関士、機関助士、車掌などを勤めたOBの方々の有志が運営委員会を組織し、交代でスタッフを務められていました。開館2年目をピークに減少に転じた年間入館者ですが、一時は1万人を割っていました。ところが、鉄道OBの方々と気軽に話せ、貴重な体験談を聞けることが人気につながり、2万人を超えるまでに回復。遠方から訪れる鉄道ファンも増えていました。
 私もパソコンの運転シュミレーターに熱中した時期があるのですが、SLは思うように動かせず、もどかしくて1週間も経たぬうちに断念しました。体験談を聞くとサウナのような運転台での仕事は忍耐が必要で、機関士と機関助士の阿吽の呼吸が欠かせなかったことを知りました。SLはまさに生き物。今は自動運転の世界となり、随分様変わりしたとつくづく感じます。

              ddd.jpg 
 子どもたちには鉄道好きが多く、最後の開館日は親子連れの 姿も目立ちました。休館目前に入館者30万人を達成したそうです。
      
    q_202308240734008a3.jpg dd.jpg 
 移転場所が見つからず暗礁に乗り上げ、閉館の道を辿るのかと思われていた鉄道館。あれから5年の歳月が流れ、念願かなって移転新築の形で再オープンとなります。「楽しませてくれたポッポランドありがとう。バトンを受け継ぐフクレルよろしくお願いします」。オープンはあと2日後、8月26日午後1時。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
鉄道ランキング 鉄道コム
スポンサーサイト